朝遊びしようぜっ!。旅するヒーリングパーティ。

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多摩ロハ・スペシャルレポート

Tokyo Ladies Consort "SAYAKA" 4th concert@カザルスホール


す、、、すまん。

今、合唱ってこんなことになってるのか('◇'*)?

オレが単に知らんだけなのか (゚┏Д┓゚ ;) ?

合唱っていやー、
あの学生のころ無理クリ歌わせられた合唱コンクールしか思い出せないし、
GREEのCMばかりが頭をよぎる。

前々々々職の同僚が、当時仕事の合間を縫って歌の練習に勤しんでいたのは記憶にある。
その後世界でも活躍しとるらしい、、、
なんかドえらい賞をとったとか、ヨーロッパに呼ばれて歌ってきたとかとかとか。
うっすら聞いてはいたものの。。。

実は、コンサート前日はSashaというDJが久しぶりの来日とあって聞きに行っていた。ここ何回かの経験でSashaへの期待値は下がりっぱなしではあったものの、音によってどれだけ想像の世界を深く耽美に広げられるものかを教えてくれたDJ。これを機にプログレッシブハウスにどっぷり浸ることになったのだが、あれから何年も経って今どんなライブをするのかどうも気になって激混みWombにややしり込みしつつ聞きに行ったのだ。

結果、凄まじい世界、再び。

新しさは感じないものの、音で物語を構築していく展開様と異常なまでのWombの中高音域の解像度とのマッチングで大層ご満悦のおれ登場。ぬーん(^^)。

ここでInvol2ver聴けまーす。

赤文字のCLICK HERE TO LISTEN THE ALBUMをクリック。

Sasha's myspacemusic

そんなわけで、あんまり寝ないで、"SAYAKA" 4th concertにいったのだ。
しかもGREEのCMばかりが頭をよぎらせながら。

ところが、、、

w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))w ワォッ!!


声ってこんな気持ちよかったけ?


指揮者の落とす波紋から、声の波が寄せては広がる


うねる


手足を使ったりするのか


一曲が短い


飽きないし、次がまた聴きたい


透明感あるのに力強い


スコ~~ン、、、


☆(- -)☆


はい持っていかれました。


ただ今変性意識中 (-.-)


途中、飽きるとか、ダレるとかあるかと思ってたけど、


あっという間の2時間パフォーマンスでした。


とにかくこの分野は疎くてよく知らないが、
知ってるとか知らないとか意味なし。
これなら普段遊んでる音好き仲間とも楽しめるではないかー!
指揮者の松下 耕さんによるところも大きそうだ。

今、合唱ってこんなことになってたのか。
表現としても、エンタメとしても、癒しとしても、
合唱というインターフェースから未知な可能性を感じましたよ。
これからの動きや、表現の融合にも注目したくなりました。

むむー、加藤訓子さんのときの衝撃に近いな。


以下、当日のプログラムより

しかしボーラの曲紹介は、何度読んでも難しいー(-。-)


Tokyo Ladies Consort "SAYAKA" 4th concert
                -まだ誰も見たことのない世界-

日付:2009年1月31日(土)
時間:13:30開場、14:00開演
場所:日本大学カザルスホール

*プログラム*
・松下耕作品…謡舞、Arabesque(日本初演)、Agnus Dei(日本初演)、他
・Bora Yoon作品…CPS/RPM(委嘱初演)
・Pekka Kostiainen…Regina angelorum、Revontulet、Panis Dei、他

【 Greeting 】
ご来場の皆様
ようこそ、東京レディースコンソート“さやか”第4回演奏会にお越し頂きました。
心より御礼申し上げます。

“さやか”は、2000年結成以来、質の高い女性合唱を目標に掲げて活動してまいりました。
お陰様で、今では、ヨーロッパでも注目していただける合唱団に成長しました。
昨年、フランスのサン・ローで行われた、ポリフォーリアpolyfolliaフェスティバルに招待され、新聞に 『 司会者は、さやかの演奏の前に 「 この合唱を聴くと、皆さんはその素晴らしいパフォーマンスに驚くことでしょう 」 と紹介したが、その通りになった 』 と書かれたことは、日々弛まぬ努力を続けているさやかの団員にとって最高の喜びでありました。

本日は、その、ポリフォーリアフェスティバルの帰国報告のステージとして、フランスでのパフォーマンスを一部再現します。
また、私の畏友、フィンランドの作曲家ペッカ・コスティアイネンの作品を集めたステージでは、彼の、敬虔な祈りの境地と、民族に対する愛情をたっぷりと味わっていただけるものと思います。彼は、私と同様に、作曲とともに合唱指揮にも勢力を注いでいる人ですから、合唱音楽に対する愛情に満ち溢れた曲の数々は、きっと皆さんの心を癒すことと思います。
さて、何といって本日のメインは、ニューヨークからお招きした作曲家、パフォーマーであるボーラ・ユーンさんとのコラボレーションです。
昨年4月、私は、自作の世界初演を聴きに、ニューヨークに赴きましたが、その折に、彼女も新作を発表していました。ニューヨークの合唱のクオリティの高さもさることながら、私は、彼女の作品の独創性と音楽性の高さに惚れこんでしまい、いつかこの曲を日本でも採り上げたい、と強く思いました。
ご本人の快諾を得て、今日、そのことが現実になり、重ねて、新作をさやかのために書いてくださいり、その曲も併せて東京で世界初演をすることが出来ることは、私たちにとっても大きな喜びであります。
ボーラは、さやかのメンバーと同世代の、若い音楽家です。ニューヨーク-東京というメガロポリスの若い女性たちの、刺激的なコラボレーションを、皆様どうかお楽しみくださいませ。
恐らく、合唱の分野では今までにあまり経験できなかった世界が、ここカザルスホールに広がることでしょう。

これからも、東京レディースコンソート“さやか”と私は、合唱の新たな表現を目指し活動を続けて参ります。
末永く、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

松下 耕

LinkIcon<b>松下 耕</b>

東京都出身。国立音楽大学作曲学科首席卒業。
指揮・作曲・教育の各分野から、合唱研究を多角的に行っている。
合唱曲の作曲・編曲を精力的に手がけ、その作品は国内のみならず世界各国で広く演奏されている。
最近作として 「 Everyone Sang 」 、 「 謡舞 -Utamai- 」 、 「 Missa Secunda 」 、 「 Missa Tertia 」 、 「 Jubilate Deo -psalm100 」 等がある。
現在10の団体を有する《耕友会》の音楽監督・常任指揮を務める。いずれの団体も演奏活動を積極的に展開し、国内外のコンクールで優れた成績を収めている。
客演指揮や審査員として国内外から招聘される機会も多く、また合唱講習会の講師として、各地で幅広く指導にあたっている。自身も最優秀指揮者賞や自作品での国際コンクール作曲部門第1位を獲得。2005年、その年最も国際的に活躍した合唱指揮者、作曲家、合唱団に贈られる 「 ロバート・エドラー合唱音楽賞 」 をアジア人で初めて受賞。2007年は《マルクトオーバードルフ国際合唱コンクール》(ドイツ)や《トロサ国際合唱コンクール》(スペイン)にて優秀な成績を収め、2008年10月末~11月初旬にはフランスにて開催の《ポリフォーリア国際合唱フェスティバル》マーケットプレイスに招待された。
200年4月よりNHKラジオ番組 「 ビバ!合唱 」(日曜夜9時~)のパーソナリティを務める。
《軽井沢合唱フェスティバル》総合音楽監督。

LinkIcon<b>東京レディースコンソート “さやか”</b>

音楽監督・常任指揮者に、作曲家・合唱指揮者として活躍する松下耕氏を迎え、2000年4月に結成。一人一人が自立したクリエーターとして、新しい合唱表現とその世界の可能性を開拓するべく活躍している。
アカペラの作品を通して純正調の響きを探求するとともに、ジャズやポップスなども得意とし、幅広いジャンルの作品に取り組んでいる。大小様々なコンサートを行う他、近年は海外にも活動の場を広げている。
2003年《ブダペスト国際合唱コンクール》(ハンガリー)においては、70を越える出場団体の中、グランプリを受賞。2007年《マルクトオーバードルフ国際合唱コンクール》(ドイツ)では、女性合唱部門で1位を獲得。また、2008年10月には、世界各国のプロモーターが集まり合唱のショーケースの役割を果している《ポリフォーリア国際合唱フェスティバル》(フランス・ノルマンディー)に招かれ、好評を博した。

【 メンバー 】
浅見佳奈子   石井 真代   伊藤まり枝   榎本明日香    大森 絵梨
柏尾枝里奈   黒瀬 梨菜   坂本 久美   須田 妙子    高野 友香
高橋佳代子   高宮亜希子   滝島 美緒    綱嶋 育子    中村佐知子
藤田 佳子   山田 京子    山田 夢子   湯浅 明子

LinkIcon<b>Bora Yoon</b>

ボーラ・ユーンは、我々の日常生活の中で容易に見つけられるような用具や、室内楽楽器、そして電化製品などから音を紡ぎだすマルチな器楽家であり、作曲家、演奏家でもある。
自身の功績において “ウォールストリートジャーナル” の巻頭特集を飾った人物でもあるが、彼女は人間の声色、ヴァイオリン、水の音、古代チベットの鈴、携帯電話、オルゴール、金琴、ギターなどから出る音、電化製品の音がどれほど人々の潜在意識に関連しているかを探求している。
熟達した作曲家として、彼女は空間と次元のつながりを意識したサウンドを楽曲に取り入れている。また演奏家としては、国際的にツアーをし、リンカーンセンター、グッゲンハイム美術館、メルボルン国際アートフェスティバル、MTV、その他全米の大学などを回り、2002年にはジョンレノンソングライティングコンテストで受賞もしている。
また彼女の幅広い才能によって、様々なコラボレーションも繰り広げている。
Ithaca Collegeの音楽・クリエイティブブランディング芸術学科を卒業し、即興法、合唱法、音響楽などを学び、その後空間と音の関係に魅了され続けて現在に至る。

Semaphore Conductus (2008年)

楽曲 “ Semaphore Conductus ” はエネルギー伝道や言語記号、音色などの特徴を取り込んだコーラスサウンドを導入したものである。
短波ラジオの信号、モールス信号、携帯電話の着信音、心臓の音、聖歌隊の雰囲気で演奏される立体音響から構成された楽曲は、歴史的に二重斉唱や交唱法が形を変え、ホラ貝や蓄音機、拡声器、携帯電話の音色が斬新的な進化を遂げたものと、初期のラテン・コンドゥクトゥスとが合体し、変造されたものである。
テキストは、ラテン語のことわざから成るもので、伝達とテクノロジーの本質の周期をほのめかしている。上記に述べる伝達とテクノロジーは、滑車とひものように影響しあい、結果をもたらす。永久の感覚を表現する手段として最もよいものは、音楽ではないだろうか。
頭の中でイメージし、幾何学音響的手法によって、会場の空間をデザインした。



これは、会場の席の配置や、合唱団の位置、音の流れ方を表わしている。

私は、驚くべきビジョンと協力をもって、才能ある “さやか” という合唱団のために作曲ができる名誉と、
文化交流の機会を与えてくれた松下耕氏に深く感謝します。

CPS/RPM (2009年)

CPS/RPMは、 【 'cycles per second' by 'revolutions per minute' 】 の略。
CPSはピッチ、RPMはリズムを意味する。
この曲は、基本的な音楽要素であるピッチ(CPS)とリズム(RPM)をまるで広角レンズを通して拡大鏡を覗くように探求する合唱曲である。
【 'cycles per second' by 'revolutions per minute' 】 とは、メトロノームによって支えられた曲が、四分音符=60で拍動し、合唱の440ヘルツの拍動が時計回りに観客を巻き込むことを意味する。
二重の合唱団に不変性とパターンは、命あるものの拍動とつながる複合的なリズムによるハーモニーを営み、時間、人生のように周波は現れ、やがて消えていく。

CPS/RPMは、驚くべき、そして才能にあふれた “さやか” という女性合唱団からインスピレーションを受け、彼女達のために作曲されました。私は、それをここで世界初演するという、素晴らしくエキサイティングな文化交流の機会を与えてくれた松下耕氏に、深く感謝します。
この曲を兄、Sang Joon Yoonに捧げます。また、Dana B.Haynes氏の音楽的才能と協力に感謝し、松下耕氏に感謝します。彼なくしては、この曲の誕生はありません。

LinkIcon<b>Pekka Kostiainen</b>

ペッカ・コスティアイネンは、フィンランドのユバスキュラに生まれた合唱指揮者・作曲家で、合唱での潜在表現力を追求し、様々な音響、空間的な要素を取り入れたユーモア溢れる作風で人気を博している。
彼の作品には、オーケストラ作品や協奏曲、室内楽やソロの声楽、器楽のための曲など様々だが、その中でも合唱曲は大きな割合をしめている。
彼の合唱曲は大きく3つの分けられる。児童合唱のための作品、祖国をテーマや叙事詩カレワラを描いた作品、そして宗教曲である。児童合唱団のための主な作品には、「 羊飼いの哀悼歌 」 、 「 落ち着かないモーモー牛 」 などがあり、また、 「 アッシジの聖フランチェスコ 」 、 「 Missa gloria 」 、 「 ヤコブの歌 」 といった宗教曲を兼ねた作品も多数作曲されている。また、カレワラやその他の叙事詩にインスパイアされた作品としては 「 フロストの呪文 」 、 「 マリの話 」 、 「花嫁の到着の歌 」 、 「 VainamoisenのTuonelaへの旅 」などがある。これらの曲にはフィンウゴール語の響きが特徴的に用いられており、こういった作曲活動はフィンランドの作曲家として重要な役割を果している。そして宗教曲には、小品の他に、声楽とオーケストラ、または器楽アンサンブルによるカンターテのような大きな作品もあり、コスティアイネンにとっても重要なジャンルである。主な作品としては 「 Missa youth 」 、 「 教会 」 、 「 Holy Communion 」 、 「 レントのための祈り 」 、 「イースターカンターテ 」 、 「 In Deosalutare meum 」 などがある。

ところで、あの首に巻いてるやつって、

巻き方とかあるんだろーか。。。