多摩ロハスペシャル・レポート
BE-IN 2008
当日、晴天のち雨・・・
何するわけでもないけど、
そこにいく。
そこにいるだけでもイイなんじゃないかと思ったノダ。
熱く何かを語らなくても、いることが1つの意志でもあるから。
「Be-in」とはHumanBe-ing、60年代終わりにはじまった。
ひとりひとりがHuman Being/人間にたち帰ろう。
伝説的な“BE-IN”がアメリカ西海岸でスタートした。
この“愛と平和のムーブメント”は世界中の若者たちに伝播し各地でミュージシャンや詩人、
アーチストが“LOVE & PEACE”を唄い若者たちは胸を張り、希望に燃えて、戦わない平和を求めていった。
2001年9月11日、家族や恋人・友人知人が泣き叫ぶ中、涙をこらえ“私たちの痛みを、もうほかの家族には与えたくない”と犠牲者の家族ピースフル・トモロウが全世界に向けて報復の連鎖を断ち切っていく勇気を私たちに投げかけたのです。
彼らは“犠牲者である前に・・・
人間であろうとした”どんなにか苦しかっただろう、どんなにか悲しかっただろう。
その苦しみや哀しみを乗り越え、ピースフル・トモロウの人々は立ち上がった。
“HUMAN BEING「人間」にたち返ろう”と
この時から、私たちは“闘わない平和のあり方”21世紀の“BE IN”をはじめました
アート、音楽、政治・・・共に語り合う祝祭です。
その後、ウッドストックやサマー・オブ・ラブが生まれていきました。
わたしたちの「BE-IN」とは
67年、アメリカで起こった平和ムーブメントHUMANBEING 「Be-in」に学び“参加する喜びを唄い
”911犠牲者の家族ピースフル・トモロウに学び
“暴力の連鎖を断ち切っていきたい”
私たちは世界を論じる前に日本を見つめました
経済的に裕福だと思えるこの国で毎年、交通事故の3倍、3万人の人々が自ら命を断っていきます
小学6年生がおこす殺人があります
戦争をするのも、テロを仕掛けるのも、殺人をおこすのも人間です
暴力行為をおこなっている人々のこころに何かが起こっているのではないだろうか
偏見や憎しみがないのだろうか・・・
或いは、社会のシステムが人々を追い込んでいるんではないだろうか・・・
私たちはまず、自分の中を見つめてみようと思いました
自分には暴力性がないのだろうか?
差別・嫉妬・偏見などがあるとしたら・・・
共に生きていくにはどうしたらいいのだろうか?
私たちは、デジタル反応のように今という時間でしか物事を把握しようとしてこなかったのではないだろうか?
出会った人々の間で、違いを感じ、火花をちらし彼・彼女のたどってきた人生など見向きもせず
不愉快だという一瞬の感情に踊らされ互いが生命であるという“命の尊厳”をも省みず
言葉や行為の暴力に突っ走っていったのではないだろうか・・・
ナニが足らなかったのだろうか・・・
互いに理解しようとするコミュニケーションが圧倒的に足らなかった事に気付く
互いが生きてきた文化、家庭のあり方、それぞれがたどってきた人生相手を知ろうという努力
他人との衝突の中で、違いを認め、怒りの連鎖を乗り越えていく・・・今まで、人のセイにばかりしてこなかっただろうか?
自らが反省する事はなかったのだろうか?
一人ひとりが自分に向き合い自省し、自らの闇を見つめ、葛藤し
はじめて他を受け入れる用意をしていく
闘わず、心をひらき、多様な価値観を受け入れ、理解しようと努力していくゆっくりと、
噛みしめるように、他と共に生きていく方法をさぐりだしていく
自分の怒りの内面を見つめようとする事が実は、相手を知るコミュニケーションにつながっていく
何時の間にか、コミュニケーションこそが“生命のエネジー”の一つだと解かってきます
違いを越え、いいコミュニケーションが取れれば
闘わずにすみ、理解し合い、共存していく事が出来るのです
“生命のエナジー・コミュニケーション”
他人とつながれるコミュニケーションによって一人が生きているという“いのち”はおおくの人々によって支えられ、
つながりあって生かされている事に気付いていきます世界中の一人ひとりのいのちを思い
命を慈しみあって生きていく世紀にしていこう
経済優先の物質文明から“人間性をとりもどし”共に生きていく友愛の精神を学び
“助け合って生きていくライフスタイル”を見出していこうと思います
一人で考えていてもなかなか難しい問題を参加し、のびやかに、
生きている喜びを感受しARTという表現をぞんぶんに活かし
音楽や絵画、踊り、笑いを共有し共に語り合い、
深くコミュニケーションし地球という生命の星でいのちのつながりを再発見し、
違いを乗り越えて生きていく冒険の旅を模索していきます
(※BE-IN2008公式サイトより)