多摩ロハ・レポート
道すがら
今日はどこでもないです。
なんとなく早起きして折りたたみチャリでふらふらしてます。
高い建物がなくて見通しがよいと、ボヤ~っとしてしまいます。
なんか土の上って感じがします。
今日はくもりですが、外でも過ごしやすいのでこのまま横になって寝てしまいたい。
風邪ひくと嫌だから寝袋のなかでヌクヌクしながらボウルの倍音浴したいっす。
だれか音だしプリーズ。
横にはこんな盛り土が、、、土まみれになってもガーー登ってしまいたい。
けど、いい年なのでダイブ1回でやめときます。
周囲をすこし散歩してみると、『おっ!』 『くらっ?』
オクラ??なの?無造作に生えてますけど。
しかも逆さまですけど。どうみてもオクラ君だよな~(※)
テクテク多摩テックしてると、遥か先までめっちゃミニマルな光景。
農家の人には感謝です。
『地産地消』に『身土不二』で生きたいです。
体って口にしたものからできるわけだから、虫のたくさんいるような土で日光浴たくさんして育った
元気な野菜や果物を食べたいっす。
そんな食べ物たちに、なにができるだろう、、、
ボウルの音聞いて育った植物がでかくなったって話があるけど、
実験してみようかな。
『元気にそだて~』って込めながら。
(※)オクラ:
なんか気になったので調べてみると、やつはりオクラのようです。
前はハイビスカス科に属してたみたい。(現:トロロアオイに属してます)
こいつのネバネバビヨーンビヨン成分はペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維。
コレステロールを減らしてくれまっす!
花の咲く頃にまた見にこよっと☆
ここら辺は地元。土地勘はあるけど結構知らなかったりするあたり。
そこでもトラベルできる感覚がうれしい。
大学生の頃、海を越え一人刺激を求めて僻地へ、僻地へ向かった。
『刺激を求めて』と言うとなんだかカッコイ~が、今思うとコンプレックスがそういうカタチで表出したと思うのだ。
何歳くらいのことを指すのか不明瞭だが、子供ってのは大きく繊細でその頃の思いや経験が濃縮して大人になっても脈々と体を流れてる。おれっちとても短い間だけ神童だったことあるけど(笑、その後突出してなにか抜きん出ることはなかったと思う。心のどっかで、むっちゃスポーツできるわけじゃないし、むっちゃ音楽できるわけじゃないし、むっちゃ絵うまいわけじゃないし、むっちゃあたまいいわけじゃないし、、、という思いがあったからなにか一つを選んで没頭することができなかった。つまりできることが無かったってこと。もともと気の小さな引っ込み型だから人前でなんかするのとか好きじゃないし(学芸会とかみなさん勝手にやってろ!って感じだったし)、人を引っ張っていくタイプじゃない。そんな濃縮思いが大学生になってどこか放出できるものを探してた。できることがなくても経験するということはできる。どこかすごいと思われたいとかエゴとかあって、普通じゃ話すねたも持って無いからねた探しの一つが旅だったんだと思おう。気が小さいから一人で行くのなんて怖いにきまっとる。でもそんな自分も大嫌いだったんだろう。とにかく旅は一人で向かった。周囲からはきっと「あのひと一人旅好きよねー」って思われただろうけど、ほんきあれはあれで毎度修行だったんだ。でも一人だと失敗して恥ずかしいトコとか見られないで済むし、どこか見栄っぱり男くんだったのだ。でも旅は確実に自分を変えていったと思う。なにか菌に感染していくように徐々に変わっていったような気がする。地球の歩き方に載ってるとこをなぞるような旅から載っていないところへいく旅へと。そこには何かあるのだ。出会いがあるのだ。人や自分やモノや出来事との出会いが。その出会いがときに目を輝かせ、ときに深いクマを作ることになる。帰国後、海を越えての経験は周囲を魅了するかのように見えた。学校行ってサークル参加してバイトして、、、そんな日常からは刺激的だったのかもしてない。
誰かがいった。人生は旅。人生はときを演じる舞台。
それは海を越えなくたって続いてる。