神代植物園その2

　　　　主張の強い花たちに表面、内面をツンツンいじられ刺激されたあとは、
　　　　スイレンターイム。


　　　　普段は温室の中にいる熱帯スイレンたちが、今は外のプールへとお引越し中。
　　　　ハスとスイレンの違いってよく話題にでるけど、違います。
　　　　・ハスは地下茎が蓮根（レンコン）さんです。
　　　　　鶴の首がスーーっ伸びる様に花が咲きます。
　　　　・スイレンは水面を葉は亀が浮いてるように、花は漂うように咲きます。

　　　　印象派のモネはスイレンの咲く池のほとりにアトリエを建てたそうです。
　　　　いつでもどんなときでも眺めて、描いたんでしょう。　
　　　　そのときの頭の中は何を見てたんだろ。
　　　　スイレンになにを見ていたんだろう。
　　　　光の画家と呼ばれるモネ。
　　　　光彩によって変化する事象に、スイレンに何をみてたんだろう。
　　　　失明寸前だったときの景色は、頭の中にはなにが映ってたんだろう。

　　　　葉にパックマンの口があるのはスイレン。
　　　　撥水性がなく光沢感がある。
　　　　目でも描いてみたいものですわ。

　　　　なんだか植物にどっぷりハマってしまった今日の神代植物公園。
　　　　美術館に行って来た感覚に似てるが、植物はだれの造形物なの。
　　　　帰り際バス停でぼんやりしてると、ひまわりが10人ほど風に身をあずけてる。
　　　　近寄ってみたら最後にまた目が吸い込まれてしまった。
　　　　天然サイケデリック幾何模様なんすけど。

　　　　おれっち分かんないことだらけの存在です。
　　　　学校や職場で習った知識やテクニックはたくさんあるけど、
　　　　それよりも知りたくて分からないことだらけなんです。
　　　　おれっち分かんないことだらけの存在です。
　　　　きっとずっとそんなこと言ってそうな気がします。
　　　　おっさんになっても、じいさんになっても。


　　　　・・・


　　　　そういえば、府中に蓮がたくさん咲いてるはずだ！！
　　　　今ぐらいがちょうどシーズンのはず。
　　　　時間作っていってみよっと。

さいけでりっくめい